君が「祟り」だと認識しているそれはね。呪いでもなければ、怨み辛みでもないんだ。まったくの別物でね。
指先に刺さったトゲのように、最初は小さく入ってくるんだ。
そしてだんだんと広がってきて、どんどんどんどん大きく広がってく。
気がついたらね。もう手遅れさ。
自分と「祟り」のどちらが本質なのか、分からないくらいに混じり合ってね。
そうなったら最後、あとは侵食されるのを待つだけさ。
死ぬのが早いか、侵食されつくすのが早いか……。
ところで、君は運がいいほうかい?死後の世界を信じるかい?
そうか……。そうなんだね。
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