「技術的負債」って誰が言い出したの?

JA Qualia

いや、気持ちは分かるんだよ?

これまでに数々の技術的負債を生み出してきた、ハイパーフルスタック技術的負債クリエーターとして一言申したい。

「技術的負債」って誰が言い出したの?

いや、わかる。君たちの気持ちはよくわかる。

なんせこの私、こう見えてもアプリとインフラ両方できるITエンジニアとして10年以上仕事してたから。今はちょっと違うけどね。

君たちが何を見て、何を感じ、何をさせられてきたのか。僕も君たちと同じものを見て、同じものを感じ、同じことをしてきたであろうという自負があるんだ。

だから、わかる。君たちの気持ちはよくわかる。

とはいえさ、判定ガバガバすぎない?

僕が言いたいのはね?

「技術的負債」の判定条件、ガバガバすぎない?……ってこと。

いや、ホントにクソみたいなコードとかさ、ドキュメントとかに出会うことはあるんだよ。それは分かってる。

でもさ、「当時定石とされていたけど今は廃れたなにか」とか、「やむを得ない制約の中で先人たちが絞り出したアドホック」とかまで含めるのって、なんか違うんじゃない?

君の立場ならそうだよね

まあ、後世の君たちからみたら、どれも等しく「負債」なのはわかるんだよ。

そうだよね?それ、なんとかしなきゃいけないの、君だもんね?理由とか関係なしに、迷惑被ってるんだものね?

そう、わかるよ。

ただね、忘れないでほしいんだ。

君がこれまでやってきたこと、今やっていること、これからやるであろうこと。それらは、あとから見返したときに「正しいおこない/振る舞いであった」と評価される保証はどこにもないんだよ。どんなに君がベストを尽くしたとしてもね。

そう先人たちも、今の君と同じことをしてきたんだ。そこに違いは何も無い。

それだけは覚えておいてほしい。

最後に

今君が直面しているストレスの原因を作ってきた側の人間として、僭越ながらこの言葉を贈りたいと思います。

マジごめん。

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