イマジネーション能力を測る「ものさし」
お気に入りの質問がある。
「もし貴方に、無限の時間・無限のお金・無限の能力があったとしたら?」
この質問の良いところは、その人のイマジネーション能力を如実に表すところにある。
とどのつまり、「何の制約もないとしたら」という現実では得がたい状況に身を置いたとして、何を成し遂げるのか。そして何を成し遂げないのかを可視化する問いなのだ。
さて、貴方はどう答えるだろうか?
現実という制約がいかに根深いのか
多くの場合、今おかれている現実の延長について語るだろう。
たとえば、世界一周旅行に出かけたいとか、宇宙を旅してみたいとか、お気に入りのレストランを貸し切りにしてひとりだけのバースデーパーティーを開きたい……とか。
悪くはないけれど、それはこの質問の前提を全く活かせていない。
あるいは、夢物語を語る人もいるだろう。
たとえば、光速を超えてみたいとか、フェイスハガーをペットにしたいとか、自分のYouTubeチャンネルのサブスクライバーを1000兆人にしたい……とか。
悪くはないけれど、それはこの質問の前提をすべて活用しても得られない。
これら2つは異なる方面から、「現実」というものに捕らわれている。
現実の延長であることも赦されないし、現実の延長から外れることもまた赦されないのだ。
現実と非現実のブレンド
イマジネーションというものは、現実から生まれるものではない。とはいえ、非現実であることがイマジネーションの存在を示すものではない。
大切なのは、「現実」と「非現実」のバランス——要は両者をどうブレンドするのか。それが「イマジネーション」のコアである。
改めて問おう。
もし、貴方に、無限の時間と、無限のお金と、無限の能力があったとしたら?
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