つまり「活動可能な時間が増えた」ことと「有効に活動できる時間が増えた」は別の話なんだよね

JA Qualia

19th Pingを作ってる最中に「ショートスリーパー」についてしらべたんだけど、これまでにイメージしていたものとはちょっと違ったんだよね。

まず、「研究におけるショートスリーパー」ってのがあって、それは「睡眠時間が少ない人」を指すのではなく、「短い睡眠でも通常の睡眠不足とは異なる状態を示す人」を指すそうだ。

その睡眠時間も典型的には「4〜6時間」という形らしい。
(この数値は厳密なものではないことに注意)

そして、「短眠の家系」ってのがあるようで、その家系では「DEC2」という遺伝子(別名: BHLHE41)に特定の変異があったそうな。

その変異を導入したマウスも、対照のマウスより睡眠時間が短くなったとか。

面白い話だよね。

ただ、これちょっと別な話もあって。

2022年に行われた「PLOS Genetics」研究ってのがあったらしいんだけど、その研究では約19万人のデータを使って、これまで「短眠に影響がある」とされていた変異を検証したそうな。

その結果は……。

「その変異を持っている人は、必ずしも短眠ではなかった」というものだったとか。

たとえば、「ADRB1」が変異していた69人の平均睡眠時間は7.1時間だった……とかね。

つまり、今の科学で言えるのは、

  • 「自然に短い睡眠で生活し、測定した範囲では機能が保たれている人がいる」
  • 「その違いに遺伝的要因が関与することを支持する証拠がある」

ということは言えるっぽい。

ただし、「この遺伝子が変異しているからショートスリーパーだ」って言えるほど単純な構造でもないし、「生涯にわたってあらゆる健康リスクがない」ことを意味するものでもない。

こういうのって調べてみると面白いものだよね。本編では使わなかったけど。

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